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スズキ的イチニチ

第119話

「三つ子の魂百まで」



「 三つ子の魂百まで 」

暑いですね、散歩時間を考えないと犬たちが熱中症になりかねませんね。
皆さん涼しい時間で必ず獣医さんに処方されたノミダニの駆除剤をつけてお散歩に行きましょう!

  さて、話は変わりますが先日大切なお客様から相談をされました。「うちのラブラドール5歳超えても落ち着かない、なんでかしら?」「ほかのお友達のワンコはみんないい子」「何でうちだけ?」「うちの子ちょっとおかしいのかしら?」
 確かに我が家の愛犬のように精神疾患があり、しつけてもしつけても効果が表れないワンコは確かにいますが、お客様のワンコはペットホテルで預かってもグルーミングをしてもスタッフにはちゃんと目を見てしっかり反応してくれるいい子ちゃんなので「いうことを聞かないダメな子では絶対にありません。」
 まず問題点としては犬はしつけや訓練をしなければ「ただの犬」でしかないということ。確かにラブラドールやボーダーコリー、シェパード、プードル等、警察犬や盲導犬になりうる知能指数が高い犬種です。事実、世界各国のトレーナーや訓練士が付ける偏差値ランキングでは約300種類いる犬種の中で上記に挙げた犬種はトップテンに入るくらい「いわゆる賢い犬」とされています。でも賢い犬ほど悪いことも早く覚えるんですよね。事実賢い犬ほど噛む子が多かったりするんですよね(笑)知能指数が高い犬種は「しつけが入りやすい」というだけで人間が思っているようなしつけは初めから入っているわけではないんです。そして年を重ねても自然にいい子にはなりませんし人任せでもうまくいかない場合が多いです。いわゆる「人をみている」ということなんですよね。犬はいろんな意味で正直で純粋なんです。
躾って「身を美しく」って書くんですが、犬のしつけって飼い方によってなかなか難しいんですよね。番犬としてのパートナー犬、愛玩犬としてのパートナー犬、家族の癒しとしてのパートナー犬、それぞれ犬の置かれた環境によって必要な躾や訓練が変わってくるんですよね。それに飼い主によっても犬のしつけや訓練は変わってきます。大型犬を飼われている飼い主様がお年寄りな場合、何はともあれ犬に興奮させない訓練とゆっくり歩く訓練が必要不可欠になりますよね。住宅街の中で飼われている場合は無駄吠えをさせない訓練が必要となりますし、番犬として飼われている場合は敷地内に入ったら威嚇や攻撃といった訓練が必要となります。
  犬を飼っていて一番大切なことは人間にとって不都合なことがあるならば躾や訓練は必要だということです。不都合がなければ必要ないことなんです。ただ今の世の中で犬を飼うということは地域住民や犬仲間に溶け込んだり交わるためには「最低限のしつけが絶対に必要」となります三つ子の魂百までという言葉がある通り、犬のしつけも家族として迎えたその日からスタートです。スタートが遅れれば遅れた分だけ時間がかかります。犬の年齢が三歳になって躾や訓練を入れようと思ったらその日から最低三年はかかると思ってください。それだけ時間がかかります。躾や訓練をしない犬が悪いわけではなく人間が不都合なだけです。犬の知能は人間では三歳くらいの知能があるといわれています、でも犬の能力は人間が思っている以上凄いものをもっていますし犬は飼い主に喜んでもらいたくて色々なことを学びたがっています。他のワンコを見て「いい子だなぁ、うらやましいわ」と思われるんであれば思ったその瞬間から始めましょう。訓練の仕方は様々あります褒めてしつける訓練士さんもいれば飴と鞭を使う訓練士さんもいらっしゃいます。ワンコの性格や飼い主様の犬への考え方にもよって訓練の方法が変わってきます。ネットや体験などで探して自分のワンコにあった躾を探しましょう。わからなければご相談ください


 
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